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【なぜ根管治療が必要になるのか?】その原因と予防法を歯科医がやさしく解説|大阪市都島区 アスヒカル歯科

2025.10.28 (最終更新日:2025.10.28)

「できれば避けたい」けれど大切な治療──それが根管治療です

「根管治療って痛そう…」「できれば避けたい…」と感じていませんか?
こんにちは。大阪市都島区のアスヒカル歯科です。

根管治療(こんかんちりょう)は、虫歯や外傷で歯の神経(歯髄)が炎症・感染を起こしたときに行う、歯を残すための最終手段です。
できれば、根管治療が必要になる前に予防や早期対処をするのが理想です。

この記事では以下の点について、歯科医師の視点から解説します。

  • 根管治療とはどんな治療か?

  • なぜ根管治療が必要になるのか?

  • 根管治療の難しさと成功率

  • 予防のためにできること

根管治療とは?歯の神経を取り除いて歯を救う治療

歯の内部には、神経や血管が通っている「歯髄(しずい)」があります。
歯髄は、歯に栄養を届けたり、痛みや温度を感じ取ったりする重要な組織です。

しかし虫歯や外傷によって歯髄が細菌感染すると、強い痛みや腫れが生じます。
この状態を放置すると、最終的に歯を失うことにもつながります

根管治療は、感染した歯髄を取り除き、根の中を清掃・消毒し、薬剤で密封する治療です。

なぜ根管治療が必要になるのか?主な原因はこの3つです

1. 虫歯の進行による「歯髄炎」

虫歯が進行し、歯の深部にある神経まで達すると「歯髄炎」を引き起こします。

こんな症状がある方は要注意:

  • ズキズキする強い痛み

  • 冷たいもの・熱いものに反応

  • 夜に痛みが強まり眠れない

➡ この状態では、神経を温存するのが難しく、根管治療が必要になります。

2. 歯の根の先に膿がたまる「根尖性歯周炎」

歯髄の炎症が根の先まで及ぶと、「根尖性歯周炎」と呼ばれる状態になります。
膿がたまることで痛み・腫れが強くなり、放置すると顎の骨にまで炎症が広がることも。

症状の例:

  • 噛んだときの痛み

  • 歯ぐきの腫れ・膿が出る

  • 顔の腫れ・発熱を伴う場合も

➡ このような状態では、根管の先までしっかり洗浄する治療が必要です。

3. 神経が死んでしまう「歯髄壊死・失活」

神経が完全に死んでしまっている状態を「失活歯」と言います。
この場合、痛みは少ないかもしれませんが、内部で静かに感染が進行している危険性があります。

原因としては:

  • 虫歯の長期放置

  • 強い衝撃(転倒やスポーツ)

  • 歯にヒビ・破折がある

➡ 「痛みがない=問題ない」ではないため、歯の変色・違和感を感じたら早めに受診を。

根管治療は難しい?成功率が分かれる理由と当院のアプローチ

一般的な根管治療(保険診療)の成功率は約50%

根管は非常に複雑な構造をしており、肉眼で見えない分岐や湾曲も多く存在します。
保険診療では使用できる器具や時間に制限があるため、治療の成功率は約50%前後とされることも。

失敗の主な原因:

  • 感染部位の取り残し

  • 根管の洗浄・封鎖が不十分

  • 唾液や細菌の再侵入

アスヒカル歯科の「精密根管治療」は成功率約90%以上

当院では、自費診療で以下のような精密機器と専用技術を用いた根管治療を行っています。

導入設備と技術:

  • ✅ マイクロスコープ(20倍拡大):肉眼では見えない根管も処置可能

  • ✅ CT(CBCT)撮影:根管の形を立体的に把握

  • ✅ ラバーダム:唾液・細菌の侵入を防ぐ

  • ✅ ニッケルチタンファイル:複雑な根管でも安全・確実に清掃

➡ これらにより、再発のリスクを大幅に減らし、長期的に歯を保存することができます。

根管治療は心身に負担のかかる治療──だからこそ安心が大切です

根管治療の負担とは?

  • ⏳ 平均2~5回の通院が必要

  • 💊 術後に痛みや違和感が出ることも

  • 😷 長引くと精神的なストレスにもつながる

だからこそ、「不安を取り除くサポート」が重要です。

アスヒカル歯科では、

  • 痛みに配慮した麻酔・治療技術

  • 治療の流れや回数を事前に丁寧に説明

  • 専任スタッフによるカウンセリング

で、患者さまの不安を最小限に抑える体制を整えています。

根管治療を受けずに済むために。予防と早期発見がカギです

歯科医師として一番おすすめしたいのは、「そもそも根管治療が必要にならない」状態を保つことです。

そのために大切なこと:

  • 🪥 正しい歯磨き・デンタルフロスの習慣

  • 🦷 3〜6ヶ月ごとの定期検診

  • 🔍 違和感を感じたらすぐに歯科を受診

  • 💧 フッ素塗布・シーラントなどの予防処置

➡ 初期虫歯の段階で気づけば、神経を残した治療が可能になる確率が高くなります。

まとめ:根管治療は「歯を守るための大切な選択肢」です

根管治療は、歯を抜かずに残すための重要な治療です。
しかし、「放置しすぎた」「気づかなかった」とならないために、少しの違和感でも早めに相談することが、歯の寿命を延ばす一番の近道です。

ご相談はアスヒカル歯科へ|大阪市都島区

アスヒカル歯科では、根管治療からクラウン装着、その後のメンテナンスまで一貫して対応いたします。

  • ✔ 精密根管治療(マイクロスコープ使用)

  • ✔ セラミック・ジルコニアなど高品質クラウンに対応

  • ✔ 噛み合わせ調整や長期フォロー体制も充実

📞 ご予約・無料カウンセリングはこちらから:
👉 アスヒカル歯科 公式サイト

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