奥歯2本にセラミッククラウンをした症例

2024.02.22

セラミッククラウンをする事になったきっかけ

食品製造のお仕事をされている30代の女性の患者様ですが、お仕事の一環で試飲や試食をすることが多く、社会人になってからむし歯が増えたとご相談がありました。

これまで虫歯治療を繰り返していたそうですが、出来るだけ再発をしないような治療がしたいと相談していただ来ました。

 

今回は被せ物の下にむし歯があり、また根っこの先に膿が溜まっている状態もあったので、精密根管治療も行う必要がありました。

被せ物のやり替えの素材としては、適合性・見た目・耐久性・むし歯の再発リスクの低さで保険適応の銀歯より優れている事からセラミックをおススメし、治療していく事となりました。

 

臨床例

 セラミッククラウンが入るまでの経緯

  1. 被せ物(銀歯)を外す
  2. むし歯を除去する
  3. ラバーダム防湿を施し、歯科用顕微鏡にて根管治療専門医が行う精密根管治療を行う
  4. 土台を作成(ファイバーコア築造)
  5. 仮歯を入れて経過観察
  6. 被せ物の型取りを行う
  7. 被せ物を装着

という流れで治療を行いました。

 

 セラミッククラウン前後の口腔内写真

症例の詳細

   

年齢

32歳

主訴

むし歯を繰り返しているので、出来るだけ再発リスクを下げた治療がしたい

治療内容

精密根管治療

セラミッククラウン

(2本)

費用(施術当時の価格)

616,000円

期間

3ヶ月

リスク・副作用

根管治療を行った歯は、神経のある歯と比べて歯の強度が弱いため、破折のリスクがあります。

そのため、最終の被せ物が入った後は就寝時に装着するマウスピースを使用した方が良い。

監修者

監修者
医療法人 湧光会 医療法人 湧光会
アスヒカル歯科
院長 加藤 真悟 AAE(アメリカ歯内療法学会) 認定スペシャリスト
ITIインプラントスペシャリスト
i6 ファウンダー
他、所属学会、認定資格多数
根管治療やインプラント治療に精通しており、学術団体のスペシャリストに認定されている。現在ではセミナー講師として若手歯科医師の育成にも尽力している。常に知識と技術を磨き、患者様の求める治療の最大限を出し切ることを目標としている。 詳しいプロフィールはこちら

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