フッ素を使ったうがいで効果的に虫歯を予防する方法

2024.02.03

フッ素を使ったうがいで効果的に虫歯を予防する方法」ということについて2つのポイントで解説!

 

■ポイント1 フッ素の入ったうがい薬について

■ポイント2 フッ素の入ったうがい薬で虫歯予防ができるのかについて

以上の2つのポイントについて解説します。

 

■ポイント1 フッ素の入ったうがい薬について

 

フッ素を用いた虫歯の予防方法としては、やり方が大きく3つあります。

1つ目は、フッ素入りの歯磨剤(歯磨き粉)を使用すること

2つ目は、フッ素入りの洗口液を使用すること

3つ目は、歯医者さんで高濃度のフッ素を塗ってもらうこと

この3つが挙げられます。

今回はこの中の「フッ素入りの洗口液」について説明をします。

最近では、フッ素入りのうがい薬というものが販売されてきました。

その名の通り、うがい薬の中にフッ素の成分が含まれているものとなります。

当医院でも、「オラブリス」と呼ばれるフッ素入りうがい薬を販売しています。

夜寝る前に、その洗口液を使用することで、虫歯予防につなげるというものになります。

しっかりと続けることで、虫歯予防の効果を発揮することができます。

 

■ポイント2 フッ素の入ったうがい薬で虫歯予防ができるのかについて

 

うがい薬の中には、歯周病を予防するものや、殺菌作用のあるものなどさまざまあります。

フッ素入りのうがい薬は、果たして虫歯が予防できるのかというご質問をいただきましたので、こちらでお答えできればと思います。

フッ素入りの洗口液を、毎日しっかりと使用することで、虫歯予防の効果を発揮することできます。

しかしながら、1点気をつけなければならない点があります。

それは、フッ素入りの洗口液でうがいをする前に、歯の表面の汚れをしっかりと落とすということです。

汚れが残っていては、いくらフッ素入りのものでうがいをしたとしても、フッ素が歯の表面に付着しません。

ですので、フッ素を塗る前の歯磨きもとても重要です。

歯磨き粉にもフッ素が含まれた商品はたくさんありますので、二重で使用していただくことで、より大きな効果があります。

 

まとめ

 

今回は、「フッ素を使ったうがいで効果的に虫歯を予防する方法」について、2つのポイントを解説しました。

1つ目のポイントは、「フッ素の入ったうがい薬について

2つ目のポイントは、「フッ素の入ったうがい薬で虫歯が予防できるのかについて

をお話ししました。

歯の表面を綺麗にした後、フッ素入りのうがい薬でうがいをすることで、虫歯予防に大きく効果を発揮することができます。

ただし、日頃からの歯磨きもとても大切です。

ぜひ、お家でも虫歯の予防を、意識してもらえればと思います。

関連記事

歯磨きは時間よりも上手に磨けているかが大事!
2025.06.16 歯磨きは時間よりも上手に磨けているかが大事!
歯磨きのタイミングはいつ?食後30分経ってから?すぐ?
2025.06.09 歯磨きのタイミングはいつ?食後30分経ってから?...
歯磨きだけでは虫歯予防にならない?
2025.06.02 歯磨きだけでは虫歯予防にならない?
口臭はすぐに消すことはできる?
2025.05.26 口臭はすぐに消すことはできる?