子供・大人別 虫歯予防で気を付けるポイント

2024.02.10

子供・大人別 虫歯予防で気を付けるポイント」ということについて2つのポイントでお答えします。

■ポイント1 子供の虫歯予防で気をつけるべきポイント

■ポイント2 大人の虫歯予防で気をつけるべきポイント

以上の2つのポイントについて解説します。

 

■ポイント1 子供の虫歯予防で気をつけるべきポイントについて

 

子供の虫歯のでき方について、大人と大きく異なるポイントは、「子供は虫歯の進行が早い」ということです。

これは、乳歯の構造が大人の永久歯に比べて、非常に虫歯のできやすい構造をしているからです。

また、生えたばかりの永久歯も、成熟した永久歯に比べると虫歯ができやすいと言われています。

ですので、虫歯予防が非常に大切になっていきます。

虫歯予防もさまざまな方法がありますが、1番大切なことは、

「保護者の方の仕上げ磨きをして、虫歯を早期発見する」ということです。

小学生の低学年ごろまでは、ぜひ仕上げ磨きをしていただき、虫歯予防に勤めていただければと思います。

また、「フッ素」入りの歯磨き粉などで歯磨きをするということも、虫歯を予防する上でとても大切なポイントとなります。

虫歯にさせないということが、何より大切ですので、歯磨きをする際には「フッ素入り」の歯磨き粉を使用していただければと思います。

フッ素入りの歯磨き粉の中でも、フッ素の濃度が大切だったり、子供の年齢によってもフッ素の濃度の違いがあります。

しっかりと、フッ素の濃度も確認しながらあったものを購入していただければと思います。

しかしながら、市販の歯磨き粉にはフッ素の濃度が記載されていないものが多いです。

ですので、歯医者さんでご相談されることをお勧めします。

また、定期検診も大切です。

定期検診では、高濃度のフッ素を塗ってくれますので、数ヶ月に1回は高濃度のフッ素を塗り、虫歯予防につなげることも大事なのです。

 

■ポイント2 大人の虫歯予防で気をつけるべきポイントについて

 

大人の虫歯予防で大切なことは、歯磨きの時にしっかりと歯の汚れを落とすということです。

ですので、お家での歯磨き、そしてフロスや歯間ブラシを使用して徹底的に汚れを落とすことが重要となっていきます。

しかしながら、どんなに上手に歯ブラシをしても、完璧に全ての汚れを落とし切ることはできません。

ですので、定期的に歯科医院へ受診し、残りの汚れをとってもらうということがとても大切になっていきます。

また、歯ブラシでは取れない細菌の塊「バイオフィルム」と呼ばれるものも付着していることが多いですので、こちらも歯医者さんでとってもらうことをお勧めします。

こういった汚れや、バイオフィルムを取り切ることで、虫歯予防に繋がります。

また、定期検診で大人も高濃度のフッ素を塗ることで、虫歯予防につなげることができます。

ぜひご希望の方は、歯医者さんへご相談いただければと思います。

 

まとめ

 

今回は、「子供・大人別 虫歯予防で気を付けるポイント」について、2つのポイントを解説しました。

1つ目のポイントは、「子供の虫歯予防で気をつけるべきポイント

2つ目のポイントは、「大人の虫歯予防で気をつけるべきポイント」

をお話ししました。

 

歯の表面を綺麗にした後、フッ素入りのうがい薬でうがいをすることで、虫歯予防に大きく効果を発揮することができます。

ただし、日頃からの歯磨きもとても大切です。

ぜひ、お家でも虫歯の予防を、意識してもらえればと思います。

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