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「歯髄再生治療」のメリット・デメリットについて解説!(対処法)

2024.04.26 (最終更新日:2024.04.26)
歯髄再生治療メリット・デメリットアイキャッチ画像

「歯髄再生治療」という治療を聞いたことがあるでしょうか?

日本でもごく少数の歯科医院でしかまだ行われていない治療方法で、最先端の治療方法です。

ですが、この治療が安全なのか、そもそもこの治療をしたらどんないいことがあるのかについて気になることも多いことかと思います。

今回はそんな、「歯髄再生治療」のメリット・デメリットについて徹底解説していけたらと思います。

1歯髄再生治療とは

歯髄再生治療流れ

まず初めに、歯髄再生治療について解説していきます。

歯髄再生治療とは、一度死んでしまった神経を蘇らせる最新の治療方法です。

ご自身の親知らずなどの「不要な歯」から「歯髄幹細胞」と呼ばれるものを取り出し、失ってしまった神経のある根管に移植することで、歯髄を蘇らせるという治療となります。

この治療方法は、設備や知識など非常に厳しい審査をクリアして、厚生労働省にこの治療を行うことを許可してもらう必要があります。

やはり、国も安全性を第一に考えるので、それに耐えうるクオリティの歯科医院、許可されている施設は、現状非常に少ないんです。

ですので、日本でもまだごくわずかな歯科医院でしか治療は行われていません。

ただし、歯髄再生治療をすることで歯の寿命が大きく伸びたり、虫歯ができても痛みを感じることができるので早期に発見することが可能です。

2歯髄再生治療のメリット

歯髄再生治療メリット

歯髄再生治療のメリットは、大きく5つあります。

1 神経があることで虫歯などの異常に気づくことができる
2 歯の強度が上がる
3 根っこの先の膿の溜まりを未然に防ぐことができる
4 虫歯の進行を後退させることができる
5 歯の変色を未然に防ぐことができる

の5つです。

それでは、今から1つずつ詳しく解説していきます。

2−1   神経があることで虫歯などの異常に気づくことができる

虫歯ができたことに気づく

歯の神経がなくなると、痛みを伴う症状を感じることができず、虫歯や歯周病ができたとしても、発見が遅れてしまう可能性があります。

気づかないうちに進行してしまい、発見が遅れることで最悪の場合には歯を残せなくなる場合があります。

歯髄再生治療を行うことで、歯の神経が蘇れば痛みの感覚が蘇るため、虫歯が進行した場合にも痛みに早期に気づくことができ、治療をすることで歯を残すことが可能になる場合が高くなります。

2−2   歯の強度が上がる

歯の強度が上がる

歯の神経と血管には、歯に栄養を送るという大切な役割があります。

神経と血管があることで、歯の強度が増し噛む時の咀嚼運動に耐える丈夫な歯を維持することができます。

もし、歯の神経がなくなってしまえば、歯に栄養を送ることができずに歯の強度が下がり割れやすい状態になります。

歯の寿命を伸ばすためにも、歯の神経があることは大事です。

ですので、歯髄再生治療での神経再生は歯の寿命を伸ばすことにも繋がります。

2−3   根っこの先の膿の溜まりを未然に防ぐことができる

膿の作成を未然に防ぐ

歯の神経を取ると、その後は根っこの管にお薬を入れるのですが、もしそのお薬がきちんと入っていなかったり、死んでしまった神経の一部が残ってしまっていると、根っこの先に膿をためて、歯を支える骨をどんどんと溶かしていってしまいます。

歯髄再生治療をすることで、まずは根管内部を徹底的に綺麗にし、再度神経を蘇らせていくので、根っこの先に膿を作ったり骨を溶かすというような症状を未然に防ぐことができます。

2−4   虫歯の進行を後退させる

虫歯を後退させる

歯の神経があることで、歯に栄養を送ることができ、抵抗力をつけることができます。そのため虫歯の進行もゆっくりと進みます。

ですが、歯の神経を失ってしまうと、その抵抗力がなくなるため虫歯にもなりやすくなります。

また、歯の象牙質も大量に再生するため隙間を密に埋めてくれるので二時う蝕を防ぐこともできます。

歯髄が蘇ることは、虫歯の作成のリスクを下げることができます。

2−5   歯の変色を未然に防ぐことができる

歯の変色を未然に防ぐ

歯の神経を失うと、血液が循環しなくなり、歯が黒く変色してしまいます。

本来であれば神経を取らなければならない歯ですが、神経が蘇ることで、歯の変色を未然に防ぐことができます。

以上の5つが、歯髄再生治療でのメリットでした。

3歯髄再生治療のデメリット

では続いて、歯髄再生治療のデメリットについて解説していきます。

もちろん、歯髄再生治療にもデメリットはあります。

歯髄再生治療のデメリットは、大きく分けて3つあります。

歯髄再生治療のデメリット

1 日本でも少数の歯科医院でしか治療ができない
2 自由診療の治療である
3 一定程度の合併症を生じる

の3つです。

それでは、デメリットについても今から1つずつ詳しく解説していきます。

3−1   日本でも少数の歯科医院でしか治療ができない

歯科医院

歯髄再生治療はまだまだ新しい治療方法です。

先ほどもお話をしましたが、この治療方法は、設備や知識など非常に厳しい審査をクリアして、厚生労働省にこの治療を行うことを許可してもらう必要があります。

ですので、どこの歯科医院でもすぐにできるという治療ではありません。

また、歯髄再生治療という治療自体がとても難しい治療です。

使用する器具や機材も特殊なものを使用しますし、知識や技術もたくさん必要となる治療法です。

つまり、治療を行うことができる歯科医院自体が少ないため、すぐにできる治療ではありません。

日本でも数軒はこの歯髄再生治療を行っている歯科医院がありますので、一度HPなどで確認していただければと思います。

3−2   自由診療の治療である

デメリットの1つ目でもお話ししましたが、歯髄再生治療は特殊な器具や機材をたくさん使用します。

治療を1回行うために、たくさんの費用も必要ということになります。

腫れや痛みがある

「歯髄再生治療」に限ったことではありませんが、治療を行うために歯を抜いたり、根管治療時に痛みを感じることがあったり、腫れを感じることがあります。

また、麻酔薬によるアレルギー症状を出される方もおられます。

痛みについては、数日から1週間程度で治ることがほとんどですし、痛み止めを飲むことで落ち着くことがほとんどです。

それでも痛みが引かない場合には、かかりつけの歯科医院に相談いただければと思います。

もちろんどんな治療でもリスクはあります。

ですので、治療を始める前にメリット・デメリットを十分に聞いていただき、検討してから治療を行っていただければと思います。

4歯髄再生治療ができるかどうかは歯科医師の判断による

先ほどからも何度も申し上げておりますが、最終的な治療ができるかどうかの判断は「歯科医師」の判断で決まります。

歯科医師

「こんなに歯がかけているからできないだろう」と思っていてもできる場合もありますし、「お薬がもう入っているからできないのでは?」という方も治療ができる可能性も十分にあります。

逆に、歯髄再生治療ができると思っていても、歯の状態によっては難しい場合もあります。

歯髄再生治療を行っている歯医者さんで、歯科医師の診断により治療が出来るかを確認し、出来る場合には、ご検討いただければと思います。

また、この歯髄再生治療は最先端の治療であり、全ての歯科医院でできる治療ではありません。

まだ日本でも数件しか行っていない治療となります。

5アスヒカル歯科でも「歯髄再生治療」を行っています!

歯髄再生治療風景

アスヒカル歯科では、この「歯髄再生治療」を行っています。

ごく少数の歯科医院でしか行われていませんが、治療が成功すればメリットも大きく、歯の寿命も大きく伸ばすことのできる治療方法です。

 

アスヒカル歯科では、その治療を行うために高い技術力と知識を身につけるため、歯科医師、スタッフも何度も勉強を行い技術も知識も勉強をして治療を行なっております。

 

治療ができない場合もありますが、成功すれば一生物の大切な歯を守ることへもつながります。

カウンセリング

また、当医院ではカウンセラーも存在し、治療に関する詳しいご説明、治療費の支払い方法や支払額について、もちろんメリット・デメリットについても、丁寧にご説明させていただき、患者様とご相談しながら丁寧にお話しさせていただいております。

ぜひ、詳細を知りたい方は、お問い合わせくださいね。

6まとめ

歯髄再生治療流れ

歯髄再生治療メリット

歯髄再生治療のデメリット

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