歯の痛みなど
お急ぎの方はこちら

- ご予約優先 -

- 受付時間 -

午前9:30-13:00
午後14:30-19:00
※最終受付:18:30
※水曜17:00まで
※休診日:
   木曜・日曜・祝日
ネットから
診療ご予約

安心して治療を受けるために【インプラントのメリット・デメリット】

2021.06.21 (最終更新日:2021.06.21)
インプラント メリット・デメリットアイキャッチ画像

このページを読まれている方は、インプラント治療に不安や疑問点を持たれているのではないでしょうか?

「インプラントって本当に安全なの?」「どうしてインプラントが良いの?」

費用面でも決して安いものではありませんし、ネットや新聞でのインプラントに対する怖い噂もあったりと、気になられていることと思います。

今回はインプラントのメリットとデメリットをお伝えし、プロの視点から公平にインプラント治療に対する情報についてお伝えできればと思います。

ぜひ今回の記事を読んでいただき、歯医者さん選びの参考にしてみてくださいね。

1インプラントのメリット

では、インプラント治療についてのメリットについてお話しします。

大きく分けて4つありますので、ぜひ読んでみてくださいね。

インプラント メリット表

1ー1他の歯を削らずに治療をすることができる

インプラントイラスト

インプラントとは骨の中にチタンの「ネジ」を埋め込み、それが歯の根っこの代わりとなり、元の歯と同じように噛む機能を回復させるというものです。

ですので、入れ歯や、ブリッジなどのように、周りにある健康な歯を傷つけることなく、1本の歯としての役割を果たすことができます。

1ー2入れ歯に比べて、しっかりと噛むことができる

インプラントは入れ歯に比べて、しっかりと噛むことができ、食事もしやすいです。

なぜなら、インプラントは骨の中にネジを埋め込ませ、しっかりと骨とインプラントがくっつくまで待ち、歯と同じような機能を回復させてくれるからです。

しかし、入れ歯は通常の噛む力の20パーセントぐらいしか、力を発揮することができません。

将来的に、お肉やおかきなど硬いものもしっかりと食べていきたいというのであれば、インプラントを選択肢に入れるのも重要と思います。

1ー3見た目もよく、本当の歯のような被せ物が入る

インプラントは入れ歯やブリッジに比べて、見た目も本当の歯とそっくりな被せ物が入ります。

ですので、入れ歯やブリッジに比べると、笑ったときの印象も違ってきます。

2インプラントのデメリット

インプラントにももちろんデメリットがあります。

きちんとデメリットも理解していただいたうえで、治療を選択してもらえればと思います。

インプラントデメリット表

2ー1保険適応外診療

インプラントは保険適応外の自由診療になります。

ですので、通常の歯科の診療よりは費用も必要です。

治療費は必要ですが、医院さんによっては支払い方法も様々ありますので、支払いについても相談できる歯医者さん選びが大切です。

当医院では以下のような方法をとっております。

支払い方法

ご興味ある方はぜひお問い合わせくださいね。

アスヒカル歯科でのインプラント料金:https://www.asuhikaru-shika.com/price.html

2―2手術が必要

インプラント治療とは、チタンのネジを骨の中に入れていく必要があります。

インプラントイラスト

その、ネジを骨に入れていく時に手術が必要です。

手術をしますので、術後に一定程度の痛みを伴ったり、腫れが生じたりなど、合併症も考えられます。

また、手術自体も100パーセント安全という保証はありません。

しかし、最近では「より手術を安全に行うことのできるサージカルガイド」と呼ばれる装置を用いた方法が主流になってきていますので、治療を受けられる歯科医院さんと確認を取ることをお勧めします。

【サージカルガイドについて】

サージカルガイド写真

サージカルガイドとは、インプラントを埋める角度や深さなどを正確にガイドしてくれる装置のことです。

歯科用のCTで得られたデータを元に作成していくので、とても正確にインプラントを埋めることができます。

アスヒカル歯科でもCT撮影と、サージカルガイドを用いた治療を行なっております。

2―3治療期間がブリッジなどの治療に比べると長い

インプラント治療というものは、ネジを入れて完成というわけではありません。

治療が終了するまでに以下の工程が必要です。

インプラント治療流れイラスト

これだけ見ても「工程が多いな」と感じられたかもしれません。

しかし、インプラント治療はインプラントを入れるだけではなく、「最終にいくまでに様々な工程が必要」となります。

また、インプラント手術をしてから、次のステップに移るまでに、『待つ』期間を有します。

それは、インプラントと、骨とをくっつけるための「時間」が必要ということです。

ですので、インプラント治療はブリッジや入れ歯に比べると治療期間が長く必要になります。 

患者さんごとに異なりますが、一般的に上の歯のインプラント治療で4〜5ヶ月、下の歯のインプラント治療で3〜4ヶ月は必要です。

また、お口の状態によって、インプラントの本数やインプラントを入れる場所によって治療期間が長くなることもあります。

2―4治療後は定期的なメインテナンスが必要

インプラント治療は歯が入って終わりではありません。

治療後のメインテナンスが重要です。

インプラントはしっかりと噛めるという点など、本当の歯と同じような機能を果たしますが、本当の歯とインプラントとの違いもあるのです。

歯根膜イラスト

それは、歯の周りにある歯根膜(しこんまく)と呼ばれるところが、インプラントには無いということです。

歯根膜とは、歯と骨とを接着させる役割のことです。

これがあることで、歯と骨とを強固にくっつけることができています。

 しかし、インプラントは歯根膜と呼ばれる組織は無く、インプラントと骨とを直接くっつけているだけなので、細菌に感染すると、骨とインプラントのくっつきが悪くなり、すぐにインプラントが抜け落ちていってしまうのです。

 細菌に感染していることは、ご自身ですぐに見つけることは難しいです。 

ですので、メインテナンスにきていただき、インプラントの状態がどうなのかのチェックをしてもらうことが大切です。

メインテナンスまで、しっかりと通院できる方には向いていますが、なかなか通うことが難しい方は、ここも考慮しなければならないポイントです。

2―5術者の技術力

どの治療もそうですが、特にインプラント治療など専門的な治療は、術者の技術力がとても重要です。

経験豊富であることや、歯科医師が技術向上を重視し、海外の学会に参加しながら、海外や国内の歯科医師と最新の情報を共有しながら技術を磨いていることで、安心もできると思います。

当医院の院長は、経験が豊富なだけでなく、若手歯科医師にインプラント治療を教えるセミナー講師をしております。また、様々な海外学会に参加し海外の歯科医師とも交流しながら技術を磨いています。

ご興味のある方は、ぜひお問い合わせくださいね。

3インプラント治療をするときの注意事項

3ー1インプラントができる人できない人

インプラント治療も全ての人が等しくできるというわけではありません。

ご自身がインプラント治療を望まれていても、インプラント治療が難しい場合もあります。

歯医者さんにお問い合わせいただくことをお勧めします

インプラント治療のリスクがある人

①20歳未満の方

20歳未満であれば成長途中であることが多いため、インプラント治療をした後に骨が成長した場合に、インプラントが取り残されてしまい、トラブルを引き起こす可能性があります。

ですので、インプラント手術は成人以降の治療が好ましいです。

②全身疾患がある方

糖尿病や高血圧など、全身疾患がある方は、インプラント治療をするにあたって、かなり注意が必要です。服用しているお薬や、患者様の体調の状況によっては、インプラント治療ができないこともあります。

通院している内科などの先生と歯医者さんとの連携も必要になりますので、インプラント治療を希望される方は必ず確認してみてくださいね。

③お口の中の骨の量が、極端に少ない方

インプラントとは、お口の中の骨にネジを入れていく治療です。ですので、骨の量が極端に少ないとネジを入れるスペースがなく、治療が困難な場合があります。

しかし、骨の量を増やすGBRという治療方法もありますので、まずはこちらも歯医者さんに相談することが大切です。

④喫煙されている方

喫煙をしていると、血流が悪くなります。血流が悪いことで、術後の治りも悪くなるので、喫煙をしていることでリスクにもつながります。

喫煙していることで全くインプラント治療ができなくなるというわけではありませんが、リスクの方が高いので、術後のが、喫煙されていない人と比べると大きく異なります。

⑤重度の歯周病の方

歯周病とは、骨をどんどんと溶かして行ってしまう病気です。

インプラントは、骨の中にネジを入れる治療方法ですので、骨がないと入れることができません。

骨を増やす治療方法もありますので、歯周病の方も全く治療ができないというわけではありませんが、歯周病の数値が落ち着いていることと、治療後のメインテナンスが必須になります。

⑥噛む力が強い方

インプラントがいくら骨としっかりくっついたとしても、噛む力が強すぎると、割れてしまうなどのトラブルにつながることがあります。

ですので、そういった方は夜寝るときのマウスピース(ナイトガード)をつけていただくことが必須です。マウスピースをつけることで、直接歯と歯がぶつかり合うことなく、マウスピースが間に挟まるので、割れるとしても歯の代わりにマウスピースが割れてくれるので、インプラントを守ることができます。

噛む力の強さは、ご自身では気付きにくいことが多いですので、歯医者さんで教えてもらうことが多いのではと思います。

気になる方は、歯医者さんへ相談することをお勧めします。

⑦妊娠中又は授乳中の方

妊娠中又は、授乳中の方は、インプラントオペなどで薬が処方されますので、赤ちゃんへの影響もありますので、インプラント治療はできません。

また、妊娠中の方は、赤ちゃんがお腹にいることで仰向けに寝ることが辛いと思いますので、その点でも長時間の手術は大変なのではと思います。

⑧チタンアレルギーの方

インプラントはチタンでできています。ですので、非常に稀ではありますが、チタンアレルギーの方はインプラント 治療をすることが難しいです。

3―2インプラント治療前に気をつけること

治療前に気をつけること

治療前の注意点としては、まずは患者様の身体の健康状態が大切です。

体調が悪い時は速やかに術者にお伝えすることをお勧めします。

また、持病や服用しているお薬、既往歴やアレルギーなど、ご自身の身体の状態を術者に事前に伝えることが大切です。

服用している薬によっては、手術が難しい場合もありますので、必ずお伝えしてくださいね。

そして、歯周病が安定していることも大切です。

歯周病とは細菌に感染することで、どんどんと骨を溶かしていってしまう病気です。

インプラントは骨の中にネジを入れていきますので、歯周病の症状が落ち着き、安定しているということも大切です。

もし、歯周病がある場合は、必ずインプラント治療の前に、歯周病の処置を終了しておくことも大切なので、こちらも治療を受けられる歯医者さんと患者様との連携が大切です。

3−3インプラント手術後に気をつけること

治療後に気をつけること

実は、手術直後に最も重要な「大切なお話」があります。

それは、歯科医師からの許可が段階でインプラントの上で

食事をしない(噛まない)ということです。

なぜなら、インプラントが骨とくっつくまでに最低でも2ヶ月ぐらいは必要ですが、くっついていない間に、噛むなどの衝撃を与えることで、骨とくっつかなくなってしまう可能性があるからです。

最低でも2ヶ月はそこで物を噛むという行為はしてはいけません。 

また、最終的な被せ物が入るまでは、噛む行為は要注意です。

同じような理由で、患部を指や舌で触ることもよくありません。 

そして、処方された薬を飲むことも大切です。術者より指導があった薬は必ず飲むことをお勧めします。しかし、稀に薬でアレルギー反応を出される方もおられますので、その場合は速やかに服用を中断して、術者へ連絡してくださいね。

最後に、血流の良くなる行為や悪くなる行為は控えていただくようにお願いします。

この行為をすることで、治りがわるくなったり、出欠が止まりにくいなどの症状が出る可能性があるからです。

以下はその具体的な行為です。

術後に良くない行為

ですので、こういった行為は控えるようにしましょう。

4プロがまとめるインプラント治療におすすめの人、そうでない人

インプラント治療おすすめの人・そうでない人

5アスヒカル歯科ではインプラント治療を行なっています!

アスヒカル歯科ではインプラント治療を行なっております。

術中写真

術者は様々な勉強会に参加し、手術についても、治療の内容やリスクについてもたくさん学んでおります。

また多くの患者様の治療をさせていただき、現在その患者様も食事がしっかりできるようになった方がたくさんおられます。

また、当医院の院長はインプラント治療を若手の歯科医師に教える講師としても、取り組んでおります。

講習会写真

経験も知識もたくさんありますので、ご安心いただければと思います。

スタッフ一同も、インプラントについて勉強をしてアシスタントについています。

そして、当医院ではカウンセラーが存在します。

根管治療説明カウンセリング

インプラント治療はもちろんリスクも存在しますし、費用のことや治療の内容など、気になることがたくさんおありになると思います。

カウンセラーが患者様のそのお悩みを十分に聴き、術者やスタッフとも連携をとりながら治療に向き合っております。

インプラントをしようか考えている、不安があってなかなか治療に踏み込めないなど、なんでもお聴きしますので、いつでもご連絡くださいね。

6まとめ

インプラントメリット・デメリット

インプラント治療はしっかりと噛めるというメリットだけではなく、リスクももちろんあります。

きちんと理解していただいた上で、治療の選択をしていただければと思います。

今回の記事を読んでいただき、治療選択の参考になれば幸いです。

コメント

CAPTCHA