歯の痛みなど
お急ぎの方はこちら

- ご予約優先 -

- 受付時間 -

午前9:30-13:00
午後14:30-19:00
※最終受付:18:30
※水曜17:00まで
※休診日:
   木曜・日曜・祝日
ネットから
診療ご予約

虫歯がひどいけど治せる?重度虫歯の治療法と抜歯回避のポイント

2026.04.30 (最終更新日:2026.04.30)

虫歯がひどくても、多くのケースで「抜かずに治す」ことが可能です。
ポイントは、どの段階で受診するかと、**精密な根管治療(こんかんちりょう)**ができるか。
歯の内部の感染を丁寧に除去できれば、重度虫歯でも歯を残せます。

1. 「ひどい虫歯=抜歯」ではありません

「歯がボロボロ」「神経までやられてる」「もうダメかも…」
そう感じて歯医者に行けずにいる方は少なくありません。

しかし、歯科医の視点から見ると、“見た目がボロボロ”でも中身が生きている歯は意外と多いのです。
歯の根(歯根)が健康であれば、根管治療によって歯を残すことが可能です。

✅ アスヒカル歯科では、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使い、
1本1本の歯の根を精密に治療し、できる限り「抜かない」方針で治療しています。

2. 「重度虫歯」とはどんな状態?

虫歯の進行度には4段階あります。
ここでいう“重度虫歯”はC3〜C4(歯髄炎〜歯根感染)にあたります。

進行度

症状

状態

治療法

C1

エナメル質に小さな穴

痛みなし

フッ素塗布・経過観察

C2

象牙質に到達

冷たいものでしみる

詰め物(レジン)

C3

神経まで達する

強い痛み・ズキズキ

根管治療

C4

歯冠が崩壊・神経死滅

歯の根だけ残る

根管治療 or 抜歯

C3〜C4は「ひどい虫歯」と呼ばれる段階ですが、根が残っていれば治療可能です。

3. 重度虫歯でも歯を残す3つの治療法

① 根管治療(こんかんちりょう)

歯の神経が感染している場合、感染した神経や細菌を取り除き、内部を殺菌・封鎖する治療です。
これにより歯を残すことができます。

🦷 自費の精密根管治療では、マイクロスコープやニッケルチタンファイルを使用し、
再発リスクを最小限に抑えられます。

費用目安
・保険:約3,000〜5,000円/本
・自費:約55,000〜165,000円/本(精密度による)

② 根管内接着修復(接着療法)

歯の中にヒビが入っていたり、虫歯が歯茎の下まで達している場合に行う治療です。
特殊なレジンや接着剤を使い、歯を内側から補強して「抜歯回避」を狙います。

🩺 アスヒカル歯科では、マイクロ視野下でヒビの接着・補強を行う
「根管内接着療法」も導入しています。

③ コア再建+クラウン(被せ物)

根の治療が終わった後、失った歯の形を再建するために「コア(土台)」を入れ、
上から被せ物(クラウン)を装着します。
歯質が少なくても、ファイバーコア+セラミッククラウンで自然な見た目に戻せます。

4. 抜歯になってしまうケース

残念ながら、すべての重度虫歯が残せるわけではありません。
以下のような場合は、抜歯を検討することもあります。

  • 歯根の先まで虫歯やヒビが進行している

  • 根の周囲に膿が広がっている

  • 根が短く、支えきれない

  • 治療しても再感染を繰り返している

ただし、抜歯後も「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」などの方法で、
噛む機能と見た目を回復する選択肢があります。
重要なのは、早い段階で正確な診断を受けることです。

5. 重度虫歯の治療期間と通院回数

治療内容

通院回数

期間の目安

根管治療(保険)

3〜5回

約2〜4週間

精密根管治療(自費)

1〜2回(1回60〜90分)

約1〜2週間

被せ物装着まで

2〜3回

約1ヶ月前後

保険治療では回数が多くなりがちですが、
自費治療は精密機器を使うため、通院回数が少なく・再治療リスクも低いのが特徴です。

6. 抜歯を避けるためにできること

① 痛くなくても早めに受診

「痛みがなくなった=治った」ではありません。
神経が死んで痛みを感じないだけの可能性があります。

② セカンドオピニオンを活用

「抜歯しかない」と言われても、別の歯科でマイクロスコープ治療が可能な場合があります。
一度で諦めず、専門医に相談を。

③ 再発を防ぐ生活習慣

  • 夜の歯磨きは丁寧に(フロス+歯間ブラシ)
  • 甘い飲み物を控える

  • 定期検診(3〜6ヶ月ごと)を継続する

7. アスヒカル歯科での「歯を残す治療」実例

例えば、根の先に膿がたまって抜歯と診断された歯でも、
当院のマイクロスコープ治療によって再生できた症例があります。

  • 症例①:右上奥歯に強い痛み → 根尖性歯周炎
     → 精密根管治療+MTA充填で保存成功

  • 症例②:前歯が黒く変色 → 神経壊死+虫歯進行
     → 根管治療後にセラミッククラウンで審美回復

「抜くしかない」と言われた方の約70%が、実際には歯を残すことができています。

8. ひどい虫歯を放置するとどうなる?

放置すると、以下のような全身への悪影響も起こります。

  • 顎骨に膿がたまる(骨髄炎)

  • 鼻や副鼻腔に感染が広がる(歯性上顎洞炎)

  • 慢性的な口臭

  • 噛み合わせの崩れ

  • 全身疾患(糖尿病・心疾患)の悪化

痛みがないからといって安心せず、**「ひどい虫歯=早急に対処が必要」**です。

9. まとめ:重度虫歯でも諦めないでください

状況

対応策

歯がボロボロ

根管治療+補強で残せる可能性あり

歯茎から膿が出る

精密根管治療で感染除去

抜歯と診断された

セカンドオピニオンで保存できる場合も

痛くないけど黒い

神経死の可能性。早期受診が重要

💬 歯科医からのメッセージ

「もう手遅れかも」と思っても、歯科の技術は年々進歩しています。
マイクロスコープやMTAセメントを用いた精密根管治療で、
これまで抜いていた歯を残せる時代になりました。

アスヒカル歯科では、「できるだけ抜かない」治療を行っています。
もし他院で抜歯を勧められた方も、一度ご相談ください。
あなたの歯を守る最善策を一緒に考えます。

コメント

CAPTCHA