歯磨き剤の予防力Part1【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】

2020.01.13

歯磨き剤の予防力Part1【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】

アスヒカル歯科医院から歯科関連で役に立つ情報を定期的に皆様に提供させて頂いております。
今回は歯磨き剤の予防力についてお話していきます。

フッ素が虫歯予防に効果があるって聞いた事ありますよね。実はこのフッ素、日本の歯磨き剤ではこれまで1000ppmF以下の濃度で配合するよう決められていたのですが、このほど国際基準(ISO)と同様の1500ppmFを上限とする歯磨き剤の発売がついに認可され、販売が始まっているのです。

<改めておさらい!フッ素の効果>
フッ素の効果は、歯を硬く丈夫にするだけではありません。再石灰化(歯の修復)を促進する上、虫歯菌の活動を抑制します。

フッ素とは自然界の中に広く存在する天然成分で身近な食品、例えばお茶、海草、魚介類などに多く含まれています、WHOやFAOが「歯の健康に有益」と認め、虫歯予防の為に世界中で積極的に使われています。
それではフッ素のどのような働きをするのでしょうか?フッ素の働きは大きく分けて3つありますので、ご紹介して行きます。
①唾液の中に溶け出した歯の成分、カルシウムとリン酸が歯に取り込まれやすくなり、歯が修復されるスピードが増して、修復される量も多くなる。
②フッ素には抗菌作用があるので、虫歯菌の活動を抑制する働きをする
③フッ素と一緒に修復された歯の結晶は、元の歯よりも硬い結晶になるので、虫歯になりにくい丈夫な歯になる

適切な濃度がお口の中に長く保たれるほど、これらの効果が発揮されるので、フッ素配合歯磨き剤には、こうした効果が発揮されやすい濃度が配合されています。

ところで日本ではこれまで歯磨き剤は1000ppmF以下のフッ素濃度と定められていましたが、2017年3月に、国際基準に乗っ取った、より効果の高い1500ppmF配合が認められました。1500ppmFと言えば、予防先進国のスウェーデンを始めとする諸外国を始めとする歯磨き剤と同じ濃度です。国際基準の高濃度フッ素は既に販売されていますので、ぜひ店頭や歯科医院のカウンターに手を伸ばしてみてくださいね。

<歯磨き剤の実績を見てみよう!>
歯磨き剤ってどれぐらい虫歯予防に効果があるのでしょうか?フッ素が濃くなったら予防効果も上がるのでしょうか?フッ素歯磨き剤の実績を説明致します。

毎日使っているフッ素配合の歯磨き剤。実際どの程度虫歯に効いているのか知りたいですよね。今回の画像に設定されているグラフを見て見てください。国内のフッ素配合歯磨き剤の市場シェアと虫歯本数の推移を示すグラフです。シェアが上がるほど、虫歯の本数が急激に減っていることがお分かり頂けるかと思います。現在フッ素配合の歯磨き剤の国内シェアは約90%。ほとんどの方がフッ素配合歯磨き剤をお使いになっている訳です。つまり特に「予防しよう!」と意識していない方でも、歯磨き剤を毎日使うだけで、知らず知らずのうちに虫歯予防の恩恵を得ておられるとも言えます。このグラフはフッ素濃度が1000ppmFの時の実績です。今度1500ppmFのフッ素が普及していけば、虫歯本数は更に減っていくと予想されます。今後の推移が楽しみですね!

当院の待合室には、歯科関連の情報誌としてnicoを置いておりますので、待ち時間の合間に是非ご覧頂ければと思います。
何かご不明な点があればお気軽にスタッフまでご質問下さい。

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