- Home
- 新着情報
- Q&A動画歯の根の治療一覧
- 【歯茎のできもの】これって何?種類と原因、危険なサインを...
【歯茎のできもの】これって何?種類と原因、危険なサインを歯科医が解説
2025.11.01
皆さん、こんにちは!大阪市都島区にあります、地域のかかりつけ歯科医院「アスヒカル歯科」院長の加藤真悟です。
本日は、「歯茎のできもの」についてお話ししたいと思います。
「あれ?歯茎に何かできてる…」と鏡を見て、不安になった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
口内炎かな?ニキビみたいなもの?それとも、もっと悪い病気?
と、様々な疑問が頭をよぎるかもしれません。
歯茎のできものは、その種類や原因によって、全く心配のないものから、すぐに治療が必要なものまで様々です。
今日は、皆さんの不安を少しでも解消し、適切な対応ができるように、以下のポイントに沿って詳しく解説していきます。
本日の動画のポイント
- 歯茎のできものの主な種類と原因
- すぐに歯医者に行くべき「危険なサイン」
- アスヒカル歯科でできることと、日頃のケア
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①歯茎のできものの主な種類と原因
歯茎にできるできものは、見た目は似ていても、実は全く違う原因で生じていることがよくあります。ここでは、主なできものの種類と、その原因について解説します。
1. 歯周病が原因のできもの
「歯周病を放置するとどうなる」か、皆さんもご存知のように、歯ぐき(歯肉)の病気である歯周病は、様々なできものを引き起こすことがあります。
- 歯周膿瘍(ししゅうのうよう)
- 原因: 歯周病が進行し、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)に細菌が溜まって炎症を起こし、膿がたまることでできます。
- 特徴: 歯ぐきが赤く腫れ上がり、触るとブヨブヨしていて、痛みや発熱を伴うこともあります。ひどくなると膿が出てくることもあります。
2. 虫歯が原因のできもの
「虫歯を放置するとどうなる」かというと、歯の神経まで細菌感染が広がると、歯の根の先に膿がたまり、それが歯ぐきに影響を及ぼすことがあります。
- サイナストラクト
3. 外傷や刺激が原因のできもの
- 口内炎
- 良性の腫瘍(エプーリス、線維腫など)
4. その他のできもの
「歯茎できもの 種類」と検索すると多くの情報が出てきますが、自己判断せずに専門家に見てもらうことが重要です。
②すぐに歯医者に行くべき「危険なサイン」
様々な種類がある歯茎のできものですが、「これはすぐに歯医者に行くべき!」という危険なサインがあります。見落とさないように注意しましょう。
こんな症状があったら要注意!
- 2週間以上治らない口内炎やできもの
- 一般的な口内炎は1~2週間で治りますが、それ以上長引く場合は、単なる口内炎ではない可能性があります。特に痛みがない場合でも注意が必要です。
- 痛みがないのに、しこりや腫れがある
- 痛みがないからといって放置するのは危険です。
特に硬いしこりのようなものが徐々に大きくなっている場合は、専門医の診察が必要です。
- 痛みがないからといって放置するのは危険です。
- 色が明らかに違う(白っぽい、赤黒いなど)
- 歯ぐきと同じような色ではなく、白や赤黒いなど、明らかに色が異なるできものには注意が必要です。
- 歯がぐらつく、自然に抜けた
- 特定の歯が原因不明でぐらつき始めたり、勝手に抜けてしまったりする場合も、歯ぐきの奥に問題が隠れている可能性があります。
「歯がぐらつく 原因」が歯周病だけとは限りません。
- 特定の歯が原因不明でぐらつき始めたり、勝手に抜けてしまったりする場合も、歯ぐきの奥に問題が隠れている可能性があります。
- できものから出血しやすい
- 少し触れただけで簡単に出血するできものは、歯科医院を受診してみていただく方が安心です。
- 口臭が急に強くなった
- できものが原因で細菌が増殖し、口臭が悪化することもあります。
これらの症状は、歯周病や虫歯の悪化だけでなく、ごく稀に歯肉がんなどの重篤な病気のサインである可能性もゼロではありません。
決して自己判断せず、できるだけ早く歯科医院を受診してください。
③アスヒカル歯科でできることと、日頃のケア
「歯茎のできもの」に気づいたら、私たちはどのように対応できるのでしょうか?
そして、日頃からできるケアについてもご紹介します。
アスヒカル歯科での対応
- まずはじっくりカウンセリング
ガンではなく治療可能な虫歯や根っこの病気であれば、きちんと説明刺せていただいた上で治療をしていきます。
- 痛みに最大限配慮した治療
- わかりやすい説明と治療計画
- 現在のお口の状態、これからどのような治療が必要か、治療期間、費用などを、写真やイラストなども使いながら「わかりやすく」ご説明します。
複数の選択肢がある場合は、それぞれのメリット・デメリットも丁寧にお伝えし、皆さんが納得した上で治療を進めます。
また、患者さんの知る権利を大切にしていますので、必要と診断すれば自由診療の説明をします。
ただ、それは自由診療をしなければいけない!ということではなく、【自分のベストプランを知ったうえで治療法を選択してほしい】という想いがあります。
- 現在のお口の状態、これからどのような治療が必要か、治療期間、費用などを、写真やイラストなども使いながら「わかりやすく」ご説明します。
- 幅広い治療に対応
- 当院では、一般歯科はもちろんのこと、進行した虫歯に対する「根管治療」(歯の神経の治療)、失ってしまった歯を補う「インプラント」や「入れ歯」、見た目を改善する「ホワイトニング」、そしてこれ以上虫歯を増やさないための「メンテナンス」まで、幅広く対応しています。
どんな状態のお口の方でも、最適な治療プランをご提案できますのでご安心ください。
- 当院では、一般歯科はもちろんのこと、進行した虫歯に対する「根管治療」(歯の神経の治療)、失ってしまった歯を補う「インプラント」や「入れ歯」、見た目を改善する「ホワイトニング」、そしてこれ以上虫歯を増やさないための「メンテナンス」まで、幅広く対応しています。
日頃からできるケア
- 丁寧な歯磨き
- 毎日の正しい歯磨きで、口の中を清潔に保ち、細菌の増殖を防ぎましょう。特に歯と歯茎の境目は丁寧に磨くことが大切です。
- 定期的な歯科検診とメンテナンス
- 虫歯や歯周病の早期発見・早期治療、そして予防のために、定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けることが非常に重要です。
- バランスの取れた食生活
- 栄養バランスの取れた食事を心がけ、体の免疫力を高めましょう。
- 禁煙・節酒
- 喫煙や過度な飲酒は、口腔内の健康に悪影響を与えます。可能な範囲で控えるようにしましょう。
まとめ
本日は、「歯茎のできもの」について、その種類や原因、そして注意すべき危険なサインについて解説しました。
- 歯茎のできものの主な種類と原因
- すぐに歯医者に行くべき「危険なサイン」
- アスヒカル歯科でできることと、日頃のケア
歯茎のできものは、虫歯や歯周病、外傷など様々な原因で起こりますが、中には治療を急ぐべきケースも存在します。特に「2週間以上治らない」「痛みがないのにしこりがある」「色が異常」などのサインには注意が必要です。
「歯茎 できもの 種類」について不安に感じたら、決して自己判断せず、まずは私たちアスヒカル歯科のような「かかりつけ歯科医院」にご相談ください。私たちは、皆さんの不安に寄り添い、正確な診断と適切な治療をご提供できるよう努めています。
皆さんの健康な毎日を守るために、気になることがあれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。









