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歯茎に白いできものがあるけど大丈夫?
2026.01.03
放置していいもの・すぐ受診すべきものを歯科医が解説
皆さんこんにちは。
大阪市都島区のアスヒカル歯科、院長の加藤です。
今回は
「歯茎に白いできものができた」
「ネットで画像を調べたら、歯肉癌と出てきて不安になった」
という方に向けてお話しします。
実際にこのテーマはとても検索が多く、
「歯茎 白いできもの 画像」
「歯茎 できもの 種類」
と調べて、不安がどんどん大きくなって来院される方が少なくありません。
結論からお伝えします。
歯茎にできる白いできものの多くは、命に関わるものではありません。
ただし、中には早めに診た方がよいケースがあるのも事実です。
今日は、歯科医の立場から、
落ち着いて判断するためのポイントをお話しします。
今日の記事のポイント
まず、今日お伝えしたいポイントを整理します。
- 歯茎の白いできものの多くは良性の病変
- 見た目だけで歯肉癌かどうかを判断することはできない
- 痛み・変化の仕方が重要な判断材料になる
- 自己判断せず、歯科で確認することが一番安心
この4つを、順番に詳しく解説していきます。
ポイント①歯茎にできる白いできものは、意外とよくある
まず知っておいていただきたいのは、
歯茎にできものができること自体は、珍しいことではないという点です。
日常診療の中でも、
- 歯茎に小さな白いふくらみがある
- 押すと少し違和感がある
- いつの間にかできていた
という相談は、ほぼ毎日のようにあります。
原因として多いのは、
- 炎症による膿の出口
- 軽い刺激による粘膜の変化
- 噛み合わせや歯石の影響
といった、比較的よくあるトラブルです。
インターネット上の画像を見ると不安になりますが、
実際には深刻な病気でないケースが圧倒的に多いです。
ポイント②よく見られる「良性のできもの」の特徴
歯茎の白いできものの中で、
比較的よく見られるのが炎症性の病変です。
例えば、
- 歯の根の感染が原因でできるもの
- 一時的に膿がたまって白く見えるもの
- 歯石や被せ物の刺激による反応
これらは、
- 触るとやや柔らかい
- 押すと違和感がある
- 大きさがあまり変わらない、または小さくなる
といった特徴があります。
こうした場合、
原因となる歯や歯茎の治療を行うことで、
自然に改善していくことが多いです。
ポイント③歯肉癌が疑われる場合のサインとは
一方で、数は多くありませんが、
注意が必要なケースもあります。
歯肉癌などの悪性疾患が疑われる場合、
次のような特徴が見られることがあります。
- 2週間以上たっても治らない
- 徐々に大きくなっている
- 表面がただれている
- 出血しやすい
- 硬く、動きにくい
- 痛みがほとんどないのに存在感がある
ここで重要なのは、
「白い=癌」ではないという点です。
見た目だけで判断することは非常に難しく、
画像検索で自己診断するのはおすすめできません。
ポイント④不安なときこそ、歯科で確認するのが一番安心
歯茎のできものに関して、
患者さんに一番お伝えしたいのは、
「迷ったら、早めに診てもらうのが一番安心」
ということです。
歯科医院では、
- 視診・触診
- レントゲンやCT
- 必要に応じて専門機関への紹介
を行い、
そのできものが何なのかを客観的に判断します。
多くの場合、
「これは心配ありませんよ」と説明できるケースがほとんどです。
逆に、本当に注意が必要な場合でも、
早期に見つかれば治療の選択肢は広がります。
アスヒカル歯科の考え方
当院では、
歯茎のできものを見つけた患者さんに対して、
- 不安をあおらない
- 事実を分かりやすく説明する
- 必要な検査だけを行う
ことを大切にしています。
「こんなことで来ていいのかな」
そう思う必要はありません。
不安を感じた時点で、受診する理由は十分あります。
まとめ
最後にまとめです。
- 歯茎の白いできものの多くは良性
- 見た目だけで歯肉癌かどうかは判断できない
- 治らない・大きくなる場合は注意が必要
- 自己判断せず、歯科での確認が一番安心
- 早めの受診が心の負担を減らす
ネット検索で不安が大きくなったときほど、
一度、専門家の目で確認することをおすすめします。



