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20代で虫歯だらけ…恥ずかしくて歯医者に行けない方へ
2025.12.22
皆さんこんにちは。
大阪市都島区のアスヒカル歯科、院長の加藤です。
今回は
「20代なのに虫歯だらけで恥ずかしい」
「こんな状態で歯医者に行ったら怒られそう」
と悩んでいる方に向けて、お話しします。
実際に当院には、
「もっと早く来ればよかったけど、正直ずっと恥ずかしくて…」
そう言って来院される20代の方が、とても多くいらっしゃいます。
結論からお伝えします。
20代で虫歯が多いことは、決して珍しいことではありません。
そして、歯科医師は責めるためにいるわけではありません。
今日は、なぜ20代で虫歯が増えやすいのか、
そして今からどう立て直せるのかを、丁寧にお話しします。
今日の記事のポイント
まず、今日お伝えしたいポイントを整理します。
- 20代で虫歯が多い人は、実はかなり多い
- 虫歯だらけ=だらしない、というわけではない
- 放置すると将来の治療負担が一気に増える
- 今からでも口の中は十分に立て直せる
この4つを、順番に詳しく解説していきます。
ポイント①20代で虫歯だらけの人は、本当に多い
「20代で虫歯だらけなのは、自分だけでは…」
そう感じている方は多いのですが、実際は違います。
20代は、
- 進学・就職・転職
- 生活リズムの乱れ
- 一人暮らしの開始
- 食生活の変化
など、口の中の環境が大きく変わる時期です。
さらに、
- 夜遅くの食事
- 間食や甘い飲み物
- 歯磨きが適当になる
- 定期検診に行かなくなる
こうした習慣が重なることで、
短期間で虫歯が一気に増えることも珍しくありません。
決して、
「意識が低い」「だらしない」からではないのです。
ポイント②歯医者は「怒る場所」ではありません
「怒られそうで怖い」
これは、20代の患者さんから本当によく聞く言葉です。
ですが、歯科医師の本音としては、
**「来てくれてありがとう」**という気持ちの方が圧倒的に強いです。
虫歯が多い背景には、
- 正しい磨き方を知らなかった
- 子どもの頃に治療が中断していた
- 部活や仕事が忙しかった
- 痛くならないと受診しづらかった
など、理由が必ずあります。
私たちは、
過去を責めるよりも、
「これからどう守っていくか」を一緒に考える立場です。
恥ずかしさで受診を遅らせる方が、
結果的に治療が大変になることの方が多いのです。
ポイント③虫歯を放置すると、20代後半〜30代で一気に差が出る
虫歯を放置すると、
見た目以上に将来の負担が大きくなります。
初期の虫歯であれば、
- 小さな詰め物
- 短期間の治療
で済むことが多いですが、
放置すると、
- 神経を取る治療(根管治療)
- 被せ物が必要になる
- 治療期間が長期化する
- 治療費も増える
といった流れになりやすくなります。
特に20代後半から30代になると、
- 結婚
- 出産
- 仕事の責任増加
などで、
「歯に時間やお金をかけづらくなる時期」に入ります。
今きちんと整えておくかどうかで、
将来の負担は大きく変わります。
ポイント④今からでも口の中は十分に立て直せる
虫歯が多くても、
今からやり直すことは十分に可能です。
大切なのは、
- 今ある虫歯を正確に把握する
- 緊急性の高いものから治す
- 再発しない仕組みを作る
この3つです。
アスヒカル歯科では、
- 無理に一気に治療を進めない
- 生活リズムに合わせた治療計画
- 歯磨き・予防のサポート
を重視しています。
「全部一度に治さないといけない」
そんなことはありません。
続けられる形で、少しずつ整えることが大切です。
アスヒカル歯科の考え方
当院では、
「虫歯が多い=悪い」
という考え方は一切していません。
- なぜ今こうなったのか
- どこから手をつけるべきか
- 将来どうなりたいか
を丁寧に聞いたうえで、
治療と予防の計画を立てます。
歯医者は、
「恥ずかしい場所」ではなく、
人生を立て直すための場所だと考えています。
まとめ
最後にまとめです。
- 20代で虫歯が多い人は珍しくない
- 恥ずかしがる必要はまったくない
- 放置すると将来の治療負担が増える
- 今からでも口の中は十分に立て直せる
- 早めの一歩が、将来を楽にする
「行こうか迷っている」
その時点で、もう十分前向きです。




