歯をセラミックにすることのメリットとデメリットを徹底解説!

2023.03.09

歯をセラミックにすることのメリット・デメリット」について、3つのメリットと2つのデメリットを解説

 

メリット1 虫歯になりにくい

■メリット2 汚れが付きにくい

■メリット3 見た目も白く天然歯に近い

 

■デメリット1  自由診療の治療となる

■デメリット2 人工物なのでホワイトニングができない

 

以上の3つのメリットと2つのデメリットについて解説します。

 

ではまず最初に

■メリット1 虫歯になりにくい

 

しっかりと装着するので隙間が出来にくい

よく見られる保険の補綴物では水溶性の接着剤、つまり水で溶けてしまう接着剤を使用して装着します。

ですので、お口の中にある唾液や飲食時の水分などで、徐々にセメントが溶け出していき、隙間が出来てしまいます。

その隙間から細菌が感染し、虫歯を作り出してしまうのです。

セラミックの場合にはレジンセメントと呼ばれる、水で溶けにくい接着剤を使用しますので、長年の使用で隙間が出来ることは、保険の補綴物よりも少なくなります。

よって、虫歯を作りにくいと言われています。

 

■メリット2 汚れが付きにくい

 

セラミックは陶器のお茶碗と同じ

セラミックの素材は、言わば陶器のお茶碗と同じようなものです。

ですので、素材もつるんとしており汚れも落ちやすい状態となります。

保険診療でよく使われる金属などは、傷つきやすくその傷の所に汚れが詰まることもあるので、それに比べるとセラミックは汚れが落ちやすく虫歯にもなりにくい素材となります。

 

■メリット3 見た目も白く天然歯に近い

 

隣在歯の歯の色に揃えることができる

セラミックは天然の歯に近い色で作成することができます。

ですので、見た目も治療をした歯とは分かりにくい状態となります。

作成時に患者様のご要望も聞くことが可能なので、歯医者さんと相談しながらキレイな被せ物を入れることができます。

 

■デメリット1 自由診療の治療となる

 

保険が適応されない

セラミックの補綴物は保険が基本的には適応されません。

ですので、歯科医院が定めた費用での治療となります。

費用は保険診療に比べれば高くなりますが、その分素材にこだわることが出来るというところも自由診療の良いところです。

メリット、デメリットを知った上でご検討いただくことをお勧めいたします。

 

■デメリット2 人工物なのでホワイトニングができない

 

一度決めた色から変更することができない

セラミックは人工の歯になります。

ですので、ホワイトニングをしてセラミックを白くするということができません。

つまり、ホワイトニングをされてから白い被せ物を入れていただく必要があります。

セラミックは色を自由に変えることは可能ですが、一度色を決めると、それ以降の色を変化させることはできません。

もしも装着後、色を変えたいという場合は、新たに作り変える必要があります。

ホワイトニングを検討されている方は、治療の順序も歯医者さんとご相談して頂ければと思います。

 

まとめ

 

今回は、「歯をセラミックにすることのメリット・デメリット」について、3つのメリットと2つのデメリットを解説しました。

メリット1 は、「虫歯になりにくい」

メリット2は、「 汚れが付きにくい」

メリット3 は、「見た目も白く天然歯に近い」

デメリット1 は、「 自由診療の治療となる」

デメリット2 は、「人工物なのでホワイトニングができない」

についてお話ししました。

セラミックにもメリット、デメリットが存在します。

歯を長期的に使用していきたい場合にはセラミックを入れることをお勧めいたしますが、しっかりと歯医者さん側とご相談されてから治療を選択されることをお勧めいたします。

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