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保険の銀歯とセラミックの違い|10年後に後悔しない選び方
2026.02.13
こんにちは。大阪市都島区の歯医者さん、アスヒカル歯科の院長加藤です。
虫歯治療の後、銀歯にするかセラミックにするか迷われた経験はありませんか?実は、この選択が10年後のお口の健康を大きく左右することがあります。
虫歯治療の後、銀歯にするかセラミックにするか迷われた経験はありませんか?実は、この選択が10年後のお口の健康を大きく左右することがあります。
「保険がきく銀歯で十分かな」「でもセラミックの方がいいって聞くし…」と悩む方は多いですが、今日は歯科医師として、銀歯とセラミックの本当の違いについて正直にお話しします。
この記事のポイント
- 銀歯とセラミックの材料としての決定的な違い
- それぞれのメリット・デメリット
- あなたに合った選び方のポイント
1. 銀歯とセラミックの材料としての決定的な違い
まず、材料の面から見ていきましょう。ここがすべての違いの根源です。
銀歯(保険診療)
正式には「金銀パラジウム合金」や「チタン」など、複数の金属を混ぜ合わせた合金です。強度がある一方で、金属特有の性質を持っています。
セラミック(自由診療)
陶材、つまりお茶碗やお皿と同じような素材です。すべて陶器でできた「オールセラミック」や、人工ダイヤモンドとも呼ばれる高強度の「ジルコニア」などがあります。
2. それぞれのメリット・デメリット
次に、具体的な特徴を比較してみましょう。
| 項目 | 銀歯 | セラミック |
|---|---|---|
| 見た目 | 銀色が目立つ | 天然歯のように自然 |
| 二次虫歯リスク | 高い(隙間ができやすい) | 低い(適合精度が高い) |
| 汚れの付きやすさ | 付きやすい | 付きにくい(表面が滑らか) |
| 金属アレルギー | リスクあり | なし(メタルフリー) |
| 費用 | 抑えられる(保険適用) | 高額(自由診療) |
銀歯の真実:なぜ「二次虫歯」になりやすいのか?
銀歯を接着するセメントは、お口の中の過酷な環境(唾液や酸)で長い年月をかけて少しずつ溶け出していきます。また、材料の精度にも限界があるため、歯との境目に微細な隙間ができやすく、そこから細菌が入り込んで銀歯の下で虫歯が再発する「二次う蝕」のリスクがどうしても高まってしまいます。
セラミックの真実:精密さと清掃性
セラミックは適合性が格段に良く、歯との隙間がほとんどありません。また、表面がツルツルしているため細菌(プラーク)が付着しにくく、お口の中を清潔に保ちやすいという予防面での大きなメリットがあります。
歯科医師からのアドバイス
銀歯・セラミックどちらを選んだ場合でも、歯を守るために就寝時の「ナイトガード(マウスピース)」の使用をおすすめしています。特にセラミックは強い衝撃で割れるリスクがあるため、守ってあげることが大切です。
銀歯・セラミックどちらを選んだ場合でも、歯を守るために就寝時の「ナイトガード(マウスピース)」の使用をおすすめしています。特にセラミックは強い衝撃で割れるリスクがあるため、守ってあげることが大切です。
3. あなたに合った選び方のポイント
どちらを選べばいいか迷ったら、以下の基準を参考にしてみてください。
銀歯が向いている方
- 費用を最優先に考えたい方
- 治療費を抑えつつ、噛む機能を回復させたい方
セラミックが向いている方
- 見た目を自然にしたい方(特に前歯や笑って見える位置)
- 長期的な歯の健康を重視し、虫歯再発リスクを下げたい方
- 金属アレルギーがある、または将来的なリスクを避けたい方
よくある誤解
「セラミックにすれば絶対に虫歯にならない」わけではありません。材料自体は虫歯になりにくいですが、日々のケアを怠ればリスクはあります。大切なのは、ご自身の価値観やライフスタイルに合った選択をすることです。
「セラミックにすれば絶対に虫歯にならない」わけではありません。材料自体は虫歯になりにくいですが、日々のケアを怠ればリスクはあります。大切なのは、ご自身の価値観やライフスタイルに合った選択をすることです。
まとめ
銀歯とセラミックは材料が根本的に違い、寿命や予防効果に差が出ます。費用を抑えたい場合は銀歯、見た目や10年後の健康を重視する場合はセラミックという選択肢があります。
もし迷われているなら、遠慮なく当院でご相談ください。患者様のご希望を伺い、お口の状態に合わせた最適な治療法をご提案します。
